娘の発達歴(3歳〜4歳)

娘の発達歴

※こちらの発達過程は遠城寺式乳幼児分析的発達検査を参考にさせていただいております

※記載している月齢はうちの娘ではなく遠城寺式で目安とされている月齢です

この記事の目次


 3歳から4歳までの発達の様子

  • 運動について(移動運動/手の運動)
  • 社会性について(基本的習慣/対人関係)
  • 言語について(発語/言語理解)

 幼稚園での生活

  • お友達との関係
  • 集団行動はできるか
  • 登園しぶりについて

 外出時(公園/買い物/児童館)

  • 公園
  • 買い物
  • 児童館

 3歳児検診の様子

 まとめ




3歳から4歳までの発達の様子

3歳から4歳にかけて、娘の発達は急成長しました!!(今までと比べて)


2歳から3歳にかけて死に物狂いで色々働きかけた結果が3歳になってドドドっと出てきたような感じです。いやもうほんとに嬉しかった。


以前療育の先生から「言葉が出始めると子供の成長は段違いにレベルが上がりますよ」と言われたことがあるのですが、本当にそうでした。

大きな変化としては、

  • 「発語から簡単な会話が出来る」
  • 「幼稚園でお友達を意識する」
  • 「ワークが好きになる」
  • 「お約束を守れるようになる」

などが出来るようになったことでしょうか。

特に発語が増えたことから、自分の気持ちや要求を急に表現することができるようになり、「言葉の便利さ」を娘自身も体感しているような気がしました。

もちろん他のお子さんの成長もそりゃあ凄まじいので、集団生活の中で全てについていけているわけではありませんが、悪目立ちすることもかなり減ったように思います。




運動について(移動運動/手の運動)

移動運動

  • 3歳0ヶ月〜3歳4ヶ月:でんぐり返しをする→○
  • 3歳4ヶ月〜3歳8ヶ月:幅跳び(両足を揃えて前に跳ぶ)→✖️
  • 3歳8ヶ月〜4歳0ヶ月:片足で数歩跳ぶ→○

移動運動に関しては、できることが増えてきました。

でんぐり返しについては少しぎこちないですが、実は2歳半ごろから出来るようになっていました。と言ってもマットの上でしっかりと目的を持って行うとかではなく、寝かしつけの際に私のお腹の上でよくでんぐりでんぐりしてたので・・・(本当にやめてくれ)

ただ手首の柔らかさや体幹が弱いため綺麗に回ることは出来ず、グニャ〜と斜めになりながら回る感じです。


また、その場でジャンプなどは出来るようになっていましたが「足を揃えてジャンプ」は色々意識することが多いため、その足の形を意識して作る前にジャンプしてしまうことが多かったです。

片足で数歩跳ぶことは療育や私との遊びの中で何度もやっていたので4歳前には出来るようになっていました。この時期はゲーム形式で娘と体を動かすことも多く、遊びを通し「物事にはルールがあるよね」と言うことも少しずつ教えていきました。

また、発語や模倣が出来るようになったため、「ママのお手本を見てて」「これはこうやるんだよ」などの教え方をちゃんと見てくれるようになり、そこで自分の中に落とし込むことが出来るようになったため、色々な吸収スピードが上がってきたのかと思います。


手の運動

  • 3歳0ヶ月〜3歳4ヶ月:ボタンをはめる→○
  • 3歳4ヶ月〜3歳8ヶ月:十字を書く→✖️
  • 3歳8ヶ月〜4歳0ヶ月:紙を直線に沿って切る→○

手の運動についても、生活の中で良くやるような動作は「こどもちゃれんじ」の絵本を見ながらよく練習していたため、ボタンをはめることも3歳3ヶ月頃には出来るようになりました。

ボタン練習のためにぬいぐるみの服を着替えさせたり、手先練習用のビジーボードを活用したり、自分以外のもので沢山練習して自信をつけさせてから自分の服のボタン掛けにも挑戦させていました。

また、文房具を使った手先の運動に関しては、3歳過ぎあたりからシール多めのワークにはまってくれたことからワークが大好きになり、鉛筆を持ったりハサミを使った工作も自発的にやりたがるようになりました。

ただ、十字を書く行為は「ばつ、ぶっぶーはやだ」と拒否していたので無理にはやらせませんでしたが、今はワークをやる際に「ここが正解だからこっちは✖️だよね〜」と自分で正解と誤答を区別し分けながら取り組むようになりました。





社会性について(基本的習慣/対人関係)

基本的習慣

  • 3歳0ヶ月〜3歳4ヶ月:顔を一人で洗う→△
  • 3歳4ヶ月〜3歳8ヶ月:鼻をかむ→△
  • 3歳8ヶ月〜4歳0ヶ月:入浴時、ある程度一人で体を洗う→△

基本的習慣については全て△にしました。6割くらいは出来ているけど完璧ではない・・・のイメージでチェックしています。

3歳前から他人への興味が出てきたため、私や他の大人の真似をしたがるようになりました。


洗顔については「3歳で出来る必要ないよな」と思っていたので特に教えてはいないのですが、私が顔を洗ったり化粧水をつけたりするのを見ているので「なにこれ?(化粧水)つけたい」と言うようになりました。

その際に「これはお顔を洗った後につけるものだよ。先にお顔を洗ってみる?」と促してみると自分で顔にお水をパシャっとつけて「出来たー!!!」と言うようになりました。洗顔の目的を理解してはいませんでしたが、親の真似をしたがるようになってきた事はとても嬉しく思っていました。

鼻をかむことに関しては、「鼻水が出た時にティッシュを持ってきて鼻に押し付ける」という行為はできるものの、この時期はまだ「鼻水を出すように鼻から息を出す」とかそういうことは出来ませんでした。

体を洗うことはできると言えばできるのですが、サラサラっと撫でておしまい!状態でした。

模倣が上手にできるようになってきたので、見たものを真似してなんとなくはできるけど意図はあまり理解していないような感じでした。(ただ口うるさく教えてもその行為自体が嫌になっては困るので、あまり口出ししないようにしていました)



対人関係

  • 3歳0ヶ月〜3歳4ヶ月:「こうしていい?」と許可を求める→✖️
  • 3歳4ヶ月〜3歳8ヶ月:友達と順番に物を使う(ブランコなど)→○
  • 3歳8ヶ月〜4歳0ヶ月:母親に断って友達の家に遊びに行く→✖️(できる子いるの?笑)

プレ幼稚園から本入園(※プレとは別の幼稚園)を経て、2歳時に比べると他の子供と触れ合う機会が格段に増えました。


そのため「順番に物を使う」「貸して や いいよが言える」などはできるようになったものの、「○○していい?」と許可を求めるようになったのはもう少し後の時期でした。

また、自分が何かやりたい時は「○○したい!」が基本系で、3歳8ヶ月頃から「おやつ食べてもいい?「テレビ見てもいい?」などと私に断りを入れてくれるようになりました

「母親に断って友達の家に遊びに行く」については・・・・これは4歳で実際に一人で遊びに行かせる家庭は多分あまり無いと思うんですが・・・笑

これに近い出来事としては、幼稚園が終わって帰宅した際に「今日○○ちゃん家で遊びたいな〜」と独り言のように私に言ってくる時はありましたが、実際に遊びに行かせることはまだ出来ないので「そうか〜いつか行ってみたいね〜」と流してました笑






◉言語について(発語/言語理解)

発語

  • 3歳0ヶ月〜3歳4ヶ月:同年齢の子と会話が出来る→△
  • 3歳4ヶ月〜3歳8ヶ月:文章の復唱(2/3)→○
  • 3歳8ヶ月〜4歳0ヶ月:両親の姓名、住所を言う→△

3歳になりたての時の娘は単語は600語程度、感嘆詞や自分の名前を含めた3語文が出るようになっていました。(「娘ちゃんご飯食べる」など)


また、身振り手振りがなくても生活の中の大体の指示(一つのみ)は言葉だけで通じるようになったり、あいさつや自分の気持ち(やだ、おしまい、いらない、だめ など)を伝えたり、好ましくない行動をしたら自発的に「ごめんなさい」が言えるようになっていました。

ただ同年代の他の子は既に「先生!お友達の○○ちゃんがお茶飲みたいって言ってるよ!」などと高レベルなおしゃべりができる状態・・・。そのため、同年齢の子とあいさつくらいは出来ますが会話にはまだなりませんでした。ですので会話に関しては△としています。


また、文章の復唱については得意でした。というのも、エコラリアが結構出ていた時期だったので、単純におうむ返しをするという意味では文章の復唱は難なくできるようになりました。


エコラリアとは→他人が言った言葉をそっくりそのまま繰り返したり、印象に残ったフレーズなどを時間をおいて繰り返したりする行動です。

エコラリアには聞いた言葉をすぐに繰り返す「即時性エコラリア」と少し時間をおいてから突然繰り返す「遅延性エコラリア」の2種類があります。


娘は遅延性エコラリアが出ている期間が長く、そのせいで話が噛み合わなかったり伝えたいことを聞いてくれなかったりして悩まされた時期が結構長かったです。

エコラリアは言葉の習得のために相手の言葉を真似したり安心感を得るために鼻歌のような感覚で出している場合もある為、無理にやめさせることは出来ず言語聴覚士さんによく相談していました。(エコラリアについても別の記事で書こうと思います)

主人と私の名前の習得も復唱がブームだったためすんなりできるようになりました。(住所はどこで言うかわからないので教えませんでした笑)

※無発語から会話ができるまでの過程の記事はこちらから。


言語理解

  • 3歳0ヶ月〜3歳4ヶ月:高い低いがわかる→○
  • 3歳4ヶ月〜3歳8ヶ月:数の概念がわかる(3まで)→○
  • 3歳8ヶ月〜4歳0ヶ月:用途によるものの指示(5/5)→○
     

言語理解は3歳で1番伸びた部分だと思います。


上記のチェックリストにある反対語や数の概念についても、3歳4ヶ月頃で

大中小・長短・上下・左右・暑い寒い・冷たい熱い・重い軽い・狭い広い・明るい暗い・早い遅い

なども理解していましたし、数は1から20まで理解し、ひらがなとアルファベットも全て読めるようになっていました。

これについては本当に絶対療育のおかげだと思ってます。

もちろん娘の理解力が上がったこともあるのですが、2歳半から毎回療育でひらがなや数字の読みを教えていただいていたこともあり、家の中でも同じもの(ひらがなや数字)がある!と気がついた娘はそれを見つけるのが楽しかったらしく、「ここに「は」があるよ!ここには「う」!」などと教えてくれたり、4歳前頃には子供用の絵本(ぐりとぐらなど)は自分でひらがなを読みながら最後まで読み通せるようになっていきました。


また、用途によるものの指示に関しても4歳前には言葉だけで色々対応できるようになってきました。

うちは私が手が離せない時テレビ画面でYouTubeを見せているのですが、操作がわからなくなった時などキッチンから声だけで教えても対応してくれます。

EX:

娘「この前みてたポケモンチャンネルの○○で遊んでる動画が見たいんだけどどうやるの?」

私「履歴で検索してみようか。リモコンのお家マーク(ホームボタン)を押してからずっと左やじるしを押して、そしたら文字が沢山並んでるから「ライブラリ」ってカタカナで書いてあるところを押してごらん」

娘「(ぽちぽち)・・・ライブラリあったよ!!」

私「そしたらリモコンの右矢印をずっと押しながら探してみて」

娘「(ぽちぽち)・・・あ!あった!やったー!!ありがとう!」

まさかこんな日が来てくれるとは(涙)





幼稚園での生活


幼稚園は元々通っていたプレ幼稚園で加配をつけて通うか検討していたのですが、そこは発達が遅れているお子さんが少なく、加配がついてるお子さんも全体の中で2、3人程度しかいませんでした。

プレに参加していた時期は発語が無かったため、「この園に通うなら加配をお願いします」と伝えられていました。

このまま本入園するべきかもっと探すべきか迷っていましたが、ある日療育先の児童発達支援所の職員さんから「他に発達に不安のあるお子さんが多く通っている園がありますよ」と教えていただきました。

その園は発達が遅れている子がクラスに少なくとも2人はおり、医療ケアが必要なお子さんや脱走癖のある子以外には加配はつかず定型のお子さんと同じように保育をしてくださる園でした。

また園庭の広さや遊具の多さ、イベントの多さも魅力的に感じる園で、ちょうど冬の見学会に間に合う時期だった為すぐに見学会の申し込みをし、発達不安の旨を園長先生と面談させていただけることに。

面談時は発語も少なく抱っこ紐で連れていきましたが、娘の様子を見たり私との面談をした後で

「沢山の子供を見させていただきましたが、この子は診断はつかないけれども他のお子さんよりも少し生活の中で苦労することはありそうですね。加配をつけるほどではないが、少し先生方に配慮を多めにしてもらえるようにしてみましょう。」

「大丈夫。園を卒業する頃には、他の子どもたちと同じような事が沢山出来るようになっていると思いますよ」

と朗らかに言われ、「沢山発達不安のお子さんを見てきた園長先生がそう言ってくださるなら信じたい・・!!」と思い、その園に入園させていただくことに決めました。



集団行動はできるか?

娘はクラスの中でも早生まれで、ほとんどのお子さんがお姉さんやお兄さんのような存在でした。

幼稚園は家から離れていることもありあまり園に行く機会もない為、

・先生からのご連絡

・園の許可を得てこっそり見に行く

・児童発達支援所に見学に行ってもらう

・運動会や公開保育を見に行く

などの手段で娘の情報を得ていました。


◉1学期編

・一斉指示ですぐに行動することは難しいが、個別の声がけで次の作業に移ることは可能

・みんなでお部屋の外に出る時並んで歩くことはできるが、途中水槽や飾ってある絵などに関心が移り列から外れて見に行ってしまう事がある

・先生が一斉指示で「外に遊びに行くよー!」と声がけをすると、「外に行く」ということだけが先走り、上着を着たり帽子を被ることを忘れすぐにドアから外に出ようとする

・部屋の中で靴や靴下を脱いで走り回ってしまう事がある

・お水あそびなどで服が濡れるとすぐに脱ぎたがってしまう

・加配ほどではないが、補助の先生が多めに付くことが多い状態

・着替えは脱ぐのはできるが一人で着るのは難しそう

・おむつが外れていないためプールに入れず、それについて癇癪する

・たまに脱走して隣のクラスや体育館で一人で遊んでいることがあった

・叱られても響いている様子がなくニコニコしている

1学期は、教室にはスムーズに入れるものの、一斉指示だけだと指示が通らなかったり、興味関心が色々な方面にいってしまい注意力が持たず、集団の列から外れてしまうことなどの報告を受けていました。

また複数指示もまだ聞けない状態だったため一つのことしか耳に入らない場合があり、個別で再度指示を受けることも結構あったようです。

着替えやダンス、集団で行う遊びに関してはやりたい意志は見えるしやろうともするけれど自分だけではうまくできないため結局補助の先生の手を借りることも多かったようです。


◉2学期編

・一斉指示はまだ難しいが、個別での声がけをする前に他の子の様子を見て真似して動こうとする

・運動会の練習中長い時間待つことができない

・癇癪する際には奇声に近いような泣き方をする時がある

・移動時は他に興味が移ることがあるが、「娘ちゃん、前見るよ」の声がけで列に戻ることができる

・脱走はしなくなったが、外遊びから部屋に戻る際の切り替えは難しい

・靴下を脱ぐことは無くなったが、テンションが上がると走りそうになることはある

・叱られた際はニコニコはしなくなり、目をそらしたり聞いてないふりをするようになった

・プールはまだ入れないがそれについての癇癪は少なくなった

・椅子には座っていられる

2学期にはこっそり見学に行ったり、児童発達支援所の職員さんに足を運んでいただきました。

私が見た時は運動会の練習をしており、職員さんの時は工作をしていたようです。

運動会の練習中は特に列から外れたり走り回ることなどはなく、集団指示でしゃがんだり体を動かしたりして「おお!すごい!!」と思いました。ただ自分の番が終わり他のクラスの見学をしている際は落ち着かない様子で、少し立ち歩いたり先生の膝の上に座りたがったりする様子が見られました。

ただ別の日の運動会の練習では一斉指示が聞けなかったり待ち時間に泣いてしまうなど、不安定な日々が続いていたようです。

運動会当日は本人も楽しんでいたようで並んで歩いたりダンスやかけっこなどもできていましたが、私や主人の姿を見た途端「ママとパパのところに行きたい!」となってしまい、そこからは先生に抱っこされる形で泣きながら競技参加となりました・・・笑

工作中も目立った困りごとはなく、一斉指示でお道具箱を運ぶ際に落としてバラバラになってしまったものの、自分で一生懸命拾って次の指示を待ち、文房具を振り回すなどの危険行動も無かったとのことでした。

また、夏祭りや七夕のイベントなども園ではありましたが、七夕の「お願い事」に関しては先生がいくら聞いても答えられず(理解できず?)直接私に電話がかかってきたため、「多分これじゃないかな・・・」と思うことを先生にお伝えし、そのまま短冊に書いていただきました。


冬の発表会の際も集団からはみ出たり泣いたりすることは無く参加できていましたが、歌に合わせて上手にダンス〜とまでは行かず、少々興奮気味に体を動かしたり手を振りまくったりしていました。その場の雰囲気を楽しめていたのは良かったなと思います。





◉3学期編

・一斉指示で動けることが多くなり、個別で声がけをされることはほぼ無くなる。

・順番待ちや並んで移動する時、隣を見たりお友達とおしゃべりしてしまうが列からはみ出る事なく並べる

・意味もなく泣いたり癇癪することが減った

・走り回ることが減り、落ち着いてきた様子

・叱られているときは先生の顔をちゃんと見るようになった

冬休みを挟んで4歳目前になる頃には、クラスの中での困りごとも少なくなってきたようです。個別での声がけも大分無くなり、先生に注意されることも少なくなりました。

この頃には大分おしゃべりができるようになったり意思疎通も可能になってきたため、幼稚園であった出来事を詳しくお話ししてくれることが多くなり、嬉しかったことを覚えています。


お友達との関係

お友達関係については、入園前1番気になっていた部分です。

3歳までほぼ人に興味を持つことが無かった娘だけに、幼稚園に入って同年代の子と過ごす時間が増えるもののお友達ができるなんてことあり得るんだろうか・・・?他害はしたことがないけど集団生活のストレスの中でもし出てしまったらどうしよう・・・と不安に思っていました



◉1学期編

基本的にいつも一人で遊んでいますと園から報告を受けていました。

まぁそうですよねーと思いながら、療育の先生から「3歳はまだ一人遊びが多いので友達と遊んでいなくても焦らなくて大丈夫ですよ」と言われていたので想定内。

それでも4歳に近いクラスの子はお友達グループができて一緒に遊んだりお話をしてると他のママさんから聞くこともあり、今後うちの子もそんな風に遊べる時が来るかなぁ?と淡い期待を抱いていました。



◉2学期編

この時期から、娘からではないけど他のお子さんから声をかけられることが増えたようです。この時期の娘は遊びに誘われると「いいよ!」と承諾はするも、他のことに気を取られて遊びを中断してしまうことがあるようでした。

EX:友達「娘ちゃん、おままごとしよ!」

娘「うん、」いいよ!!」

→二人でおままごとセットのところまで走っていく

→娘が途中で他のおもちゃを見つける

→他のおもちゃで遊び始めてしまい、お友達は「?」となる

→お友達がその遊びに付き合ってくれるか、「先におままごとしてるよ」と声がけをされてお友達はそっちに行ってしまう

のような流れが割とあるようでした。クラスでも娘より月齢がお姉さんお兄さんの子が多かったため、特に喧嘩もせず各々好きな遊びに流れていくパターンが多かったようです。

一つのことだけではなく色々なものに意識が向いちゃうんだな〜感じました。

誘ってくれた子には申し訳ないですがそれでも何度も誘ってくれていたらしく、娘と遊びたいと思ってくれたのはとても有難いことです。


また、二学期にはすごく嬉しかったことがありまし

うちの幼稚園はクラスの先生が毎月月報を書いてくださって、イベントごとに子供たちの様子を紙で伝えてくれます。

7月は七夕の季節でしたので、みんなで短冊にお願い事を書いて(先生が)飾っていました。月報誌にはみんなの一人一人のお願いごとが全員分書かれています。

「おひめさまになりたい」「いぬとなかよくなりたい」「はやく走れるようになりたい」・・・などのお願い事が並ぶ中、お友達の一人が

「もっと娘ちゃんとたくさん遊べますように」

と書いてくれたのです。

「「「うわーーーーーーーーー!!!!!!」」」

と叫んでしまいました。笑

たくさんのお願い事がある中娘と遊びたいということを選んでくれたのも嬉しいですし、そんな風に思ってもらえるような良好な関係を娘が自分で築き上げることができたんだ!

というのがとても嬉しくて、写真に撮って娘と一緒に見たりしばらくそのお便りだけずっと壁に貼っていました。


また、運動会でも娘と手を繋いで歩いてくれる子や、競技の終わりのお疲れ様の挨拶をみんなでした時に「がんばったねー!!」とギュッとハグしてくれるお姉さんな子もいました。

娘は娘なりに人間関係を構築しつつあるんだなぁと思い、子供同士って凄いな・・・と感動した記憶があります。




◉3学期編

3学期は学期が短いこともありまして、2学期ほど特別な何かがあったわけではありませんが、「今日は幼稚園で何したの?」と聞くと「○○ちゃんと△△くんと砂場で遊んだらコケちゃった」など毎回誰かしらの名前が聞けるようになりました。

また、この学期は児童発達支援所の職員の方にも様子を見学していただいたのですが、その際は特に仲良くしているお子さんが3名ほどいらっしゃるみたいです」と報告をしてくださり、ほっとした記憶があります。


そうこうしているうちにもうすぐ年少さんのクラスも終わりで私は少し寂しかったのですが、娘は特にそんなこと気にする様子はなく、「まだ寂しいという気持ちはないんだな。まあ4歳だからこんなものだよね・・」と思いました。



登園しぶり

もちろんありました笑

入園してからは1学期頃はそこまで登園しぶりも無く、バス停に年長さんのお姉さんもいてくれるせいかスムーズにバスに乗ってくれていました。(多分訳分かってなかった)


ただ、夏休み中の預かり保育を利用した際に、いつもの保育とは先生や預かる教室が違ったり、製作やダンスなどの娘が好きなイベントも特に無かったためあまり良い印象を持たなかったようで、後日また預かり保育で玄関先に預ける時には「いやだー!!」と号泣したり「中に入らない!」となってしまいました。

いつもと違う保育への違和感や、たまたま預かりの教室で流れていたアニメが苦手だったようで、「預かり保育の部屋は嫌!」のイメージがついてしまったようです。


預かり保育は夏休み中の週1で預けてましたが、うちは車が無いので30分自転車を漕いで預けに行っていました。(娘は熱中症にならないように色々対策はしながら連れて行ってました)

でも玄関で号泣され中に入れず硬直状態の時もあったので、流石に真夏に中に入れないのはお互いしんどい・・・となり、半分以上残っている預かり保育もキャンセルせざるを得ませんでした。




夏休みが終わり2学期が始まってからは通常保育に戻ったこともあって、朝のバスにもきちんと乗ってくれてかなりほっとしました。


そんなある日、娘がバスから降りてきた際に凄くニコニコして嬉しそうにしている日がありました。先生曰く、「今日は風邪でおやすみの子が多かったので、運転手さんのすぐ後ろの席に乗せてあげたんです。そしたらすごく楽しかったみたいで喜んでいました!」※いつも固定の席


ここからが地獄の始まりでした・・・

次の日の朝、いつも通りバスに乗せると娘がバスの席まで歩かずに立ち止まって動きません。

どうした?と思っていると前の席を指差して「あっちがいい」と・・・。

あ〜、まぁそうだよな・・・楽しかったって言ってたしな・・・と思いつつ、「娘ちゃん、昨日はお友達が少なくてバスが空いていたから特別に座れたんだよ。今日からはまたいつもの席で幼稚園行っておいで」

と声をかけると「嫌だ〜!!いつもの席嫌!!あっちがいいの!!」とギャン泣き&バスの床に転がって拒否。

先生たちと一緒に「危ないよ!」と言いながら立たせようと抱き上げますがのけぞってすり抜け・・・いつもお隣の席の年長さんが優しく声をかけてくれますが効果もなく、仕方がないので運転席に置いてあるぬいぐるみを抱き抱えさせながらいつもの席に先生が抱っこで連れて行きます。


これはもしや・・・嫌なルーティーンになるのでは・・・・と思っていたらもちろんなりました。

その日まではバスの中で癇癪を起こすだけでしたが、今度は朝家を出る時から、「ようちえん行かない!」と拒否。

のらりくらりと気を逸らせてバスまで連れて行くもののバスに乗る時になるとやはり前の席じゃないと〜!!と癇癪するようになってしまいました。


乗車してからはずっと泣いているわけではなく、バスが出発してしまえばある程度は収まっていたらしいのですが、それでもたまに「今日娘ちゃんずっと泣いてたよ」とお隣の席の年長さんが教えてくれることもあり、「うるさくしてごめんね・・」と申し訳なく思う日々が続きました。


バス座席を前に変えてもらったのはもちろん先生のご厚意ということはわかっていましたが、それでも「今までは上手くいってたのに・・・これ以上悩み事増やしてほしく無かった・・・」という気持ちに。

どうにかして対策しないとと思い、その時期はちょうどポケモンが好きだったので、白いシールシートにポケモンの絵を描き、「行ってらっしゃい」「バス乗れたらえらいね!」などと吹き出しをつけ、娘が乗り込む瞬間に手に貼って気を引きその間にバスに出発してもらう・・・ということをしていました。

その対策も日によっては全然ダメな日もあり、途方にくれながら結局2ヶ月半ほどその毎朝のイヤイヤは続きました。


その間園に「他のお子様や添乗の先生に申し訳ないので可能でしたら席を変えていただけないでしょうか?」とお手紙を書きましたが、「基本席は固定で一人変えると他のお子さんの席も変えないといけないのでそれは無理です」と言われてしまい、結局その2ヶ月半のイヤイヤが終わるまで毎日ポケモンシールを作り、お家でも人形などを使ってロープレをしながら言い聞かせたりしていました。


そんなこんなで2学期いっぱいは大変な朝が続きましたが、冬休みを挟んで3学期になる頃にはその登園しぶりは無くなっていました。

結局時間が解決してくれたのかな・・・と思うのですが、周りのお子さんを巻き込んでしまう状況だったためバス内でのイヤイヤはかなり心労が溜まった気がします。苦笑








外出時(公園/買い物/児童館)

3歳からは大分体も大きくなったため抱っこ紐を卒業することに。

またベビーカーも乗りたがらなくなってきたため、基本的には子乗せ自転車か歩きでの外出が多くなりました。

2歳の時は歩く時に手を繋いでも振り払われたりそのまま脱力してぶら〜ん状態が多かったので、いつその状態にならないか始めはビクビクしていましたが、3歳になると手はしっかり繋いでくれるようになりました。(危なさそうな時は手首を握ってました)

横断歩道や信号の色も自分で確認するようになり、「今はあおだから進む!」と言いながら歩くこともありました。




公園

公園でのお出かけはたまに珍しいおもちゃを持っている子を見かけるとそちらに気を取られているようでしたが、「あのおもちゃはあの子の持ち物だから、もし使いたいなら『一緒に遊ぼ』って言ってみる?」と促すと「あーそーぼ!」と話しかけられるようにもなりました。

また、奇声を出すこともこの頃にはかなり少なくなっていたため、周りから不思議な目で見ることも無くなり、気持ち的には大分楽にお出かけできるようになりました。

娘の興味の対象が物から人に移ってきたこともあり、排水溝に石や葉っぱを落とすような遊びはしなくなり、遊具で遊んだり葉っぱの形や雲の形を見て「あれはバナナに似てる!あれはぞうさんみたい!」と連想して楽しんだりして、やっと私も公園に来るのがそこまで恐怖ではなくなりました。

今までの娘の公園遊びは葉っぱと水のみしか眼中に無かったため、一気に遊びの幅が広がることで娘も今までより楽しそうに遊んでいました。




買い物

買い物をするときも基本は手を繋いだ状態で入店するようになりました。

ただ買い物をする日は、入店をする前に「やくそくごと」を繰り返し伝えていました。

  1. お店の中は走らずに歩く
  2. 泣かない
  3. イヤイヤしない
  4. 手を繋ぐ
  5. おもちゃは買わない

の5つで、「全部できたら200円以内のお菓子をご褒美に買ってあげる」というお約束をしています。

ちなみにお約束をするタイミングは、

家を出る前、お店に着いた時、入店して通路を歩いている時3回です。

また、約束を守らずに度を越した癇癪などした場合は「何も買わずに帰る」を実行しました。

3歳になってすぐの時期は「やっぱりおもちゃが欲しい!靴下が欲しい!」などとたまに癇癪をすることがあったのでその場合は「初めに言った通りに帰るよ」と即帰宅をしていました。


3歳半頃になって、上記のような癇癪を起こしそうになった時は

「ここでイヤイヤをするとご褒美はもらえないけど、おもちゃを返せばお菓子は買ってあげられるよ、どうする?」

即帰宅はでは無く、娘に「どうするか?」を聞きながら買い物をするようになりました。

娘としても何も買ってもらえずに帰宅よりはお菓子を買ってもらう方が得なので「おやくそく守る!」と考え直すことが多くなり、大分癇癪も減りました。

※このやり方はABAとABC分析を参考にしています。

ABA(応用行動分析学)とは→行動のきっかけや内容からたどり着いた結果に注目し、結果の前後にどのような行動をしたか(働きかけたか)によって法則を見出し、より良い行動につながるように操作しながら支援していく方法である。

ABC分析とは→ある行動をA(前の状況)、B(行動)、C(結果)の3段階に分けて考えていき、その行動がどういう状況で起きたかというところまで遡り、どうすればより良い行動に変えていけるのかとその対処法を考えて行くものである。

ABC分析の望ましくない例

A→「お菓子を買って」とねだる子供に対して親は「今日は買いません」と拒否(前の状況)

B→要求が通らないので子供はひっくり返って泣く(行動)

C→親は仕方がなくお菓子を買い与え、子供は泣き止む(結果)

この場合だと子供は「泣けば欲しいものが手に入る」ということを学習してしまいます。

親がBの行動を止めようとしてお菓子を買い与えたことで、Bの困った行動を強化してしまったことになります。

なので、子供がひっくり返って泣くという困った行動を強化させないためには初めに「今日はお菓子は買わない。癇癪したら何も買わずに帰るよ」という意志を伝えてどれだけ嫌がられてもその方針を貫き通す必要があります。

慣れるまではやはり話を聞かずに泣いてしまうこともありましたが、買い物に行く前は必ず3回その方針を伝えて何があっても親が曲げない、折れない、を繰り返していたら娘も「ひっくり返って泣く」ことに得は無いと思ったのか全くやらなくなりました。

また、無事に買い物が終わった際はたくさん褒める、ということも実践を続けると4歳前頃には「今日もお約束守ってお買い物できたらお菓子買える?」と自分から聞いてくるようになりました。


この「お約束」「買い物前に決めた方針は親が絶対に曲げない」を徹底したところ、買い物はだいぶ楽になりました!





児童館


児童館は2歳時のトラウマがあったのでしばらくは距離を置いていたのですが、3歳半頃に意を決して行ってみました。

やはり児童館に行ってすぐは「新しいおもちゃで早く遊びたい!」という感じで気持ちが先走って興奮している感じだったので結構不安でした。

ただ、児童館に入るときもお買い物のように

  1. 走らない(歩く)
  2. 騒がない(静かにする)
  3. 順番を守る
  4. お友達と仲良くする
  5. おもちゃは大切に使う


の5つのお約束をして、「お約束をちゃんと守れば沢山遊んでいいよ」と伝えてから入るようにしました。

お約束をすることにも慣れてきたのか、ちょっと癇癪が起きそうで怪しいな?と思った時には「お約束覚えてる?」とお話しするとハッと思い出したようにし、走っていたのを歩いてみたり順番を守ったりと自分でもこの楽しい場所で沢山遊ぶために改善しようとしている様子が見られました。



もちろんできない日もありましたが、2歳頃の様子に比べると全然メンタルやられませんでした。笑

あの頃に比べたら何を見ても少しできていなくても「全然大丈夫!成長してる!」と思えるようになっていました。





3歳児検診の様子


3歳児検診に行ったのは娘が3歳11か月の時でした。

いや、遅いよ!と思われるかと思うんですが、正直3歳児検診はハナから行かないつもりでした笑

もう既に療育にはつながっているし、3歳になってすぐの時は抱っこ紐が使えない時期で歩きだけで検診会場まで行ける気がしませんでしたし、このまま4歳になるまで検診行かずに済むならその方が・・・と思っていました。

ただ、やはり区役所の保健師さんから「最近娘ちゃんどうですか?3歳児検診いつ頃行く予定ですか?」と連絡が来てしまい、正直に「既に療育にかかっているし、今は一人で連れて行くのが大変だからすぐに行こうとは思っていない」と伝えたところ、「4歳の誕生日が来る前ならいつでも大丈夫なので検診は受けるようにお願いしますね!」と言われました。(ですよね)

なので本当にギリギリの3歳11か月に重い腰をあげて行くことにしました。※地区によってはいついつまでに行くようにと指定があるところもあるかもしれません



そして検診当日。

4歳前だったので抱っこは無くなっており手を繋いで歩けるようになっていましたが、念の為ヒップシートは持っていきました。

検診の内容は1歳半検診と同じ内容(栄養についての講義・内科・歯科・身長体重)+尿検査のみでした。眼科検診と聴覚検査は幼稚園で行うため省略。

なるべく空いてる時間帯を狙い検診会場に到着・・・。1歳半検診のトラウマが蘇り冷や汗がぶわわと出ました。


まず栄養の講義会場に入ります。

エプロンシアター用のエプロンを着た職員さんが食べ物の栄養素について食品の人形を使いながら説明してくれ、娘は興味津々。

「赤いお野菜はな〜んだ?」「白い飲み物はな〜んだ?」などの問いに「トマトぉ!!」「ぎゅうにゅうぅぅ!!」と答えていきます。

声がちょっと大きいこと以外は、椅子にしっかり座れてお話をちゃんと聞けているなという印象でした。「元気に答えてくれてありがとうね!」と職員さんにバイバイされ、次は身長体重などを測る検査会場に。


「じゃあ服を脱いで高さと重さを測りに行こうか」の私の声がけで服を脱ぎ始め、身長体重計測は難なく終了。

歯科検診も先生がかなり優しい声がけをしてくださったためか泣くことも無く「お口開けてね〜」「噛んでね〜」などの口頭指示をそのまま聞くことができました。




そして内科検診。先生に呼ばれてカーテンを開けた瞬間「しまった」と思いました。

うちの娘は「おじいちゃん先生」が大の苦手。

いつものかかりつけの小児科の先生はとても優しいおじいちゃん先生なのですが、予防注射や鼻水吸引など、娘にとっては「おじいちゃんは嫌なことをしてくる」と乳幼児の頃から刷り込まれてしまっているようで、それから病院の先生がおじいちゃんだと号泣確定なのです・・・。


そして内科検診の先生が割といかつめのおじいちゃん先生で娘とは相性が悪そうに見えたため、私も娘を抱っこする手に力が入りました。

娘の様子を見ると無いてはいないものの眉をひそめて不安げな様子。おじいちゃん先生は気にすることなく聴診器をあてにいきます。

「い〜〜や〜〜!!!」

・・・やはりな。

先生に聴診器を当てられた瞬間泣き出す娘。先生は気にせず胸の音を聞いています。

ただ娘も成長したのかのけぞって泣くような事は無く、「いやだ逃げ出したい」の気持ちを必死に抑えて代わりに涙を出しているような様子でした。

「ちょっと不安だよね、もしもしするだけだから大丈夫だよ、すぐ終わるからね」と声をかけながら「はよ終われ終われ終われ」といつ癇癪するかわからない状況に冷静を装いつつ心臓ばくばくの私。


結局癇癪とまでは行きませんでしたが内科検診の時だけはずっと涙が止まらない様子でした。元々苦手分野だったしそれはしょうがない、癇癪しなかったのはめちゃくちゃ偉いぞ・・・!!


そして計測系はなんとか全て終了し、最後に保健師さんとの発達検査を行います。

発達検査の内容は

「お名前は?」

「年はいくつ?」

「ここにくる時に何か乗り物乗ってきた?」

「誰ときたの?」

の本人への聞き取りと、

白い紙に書かれた小さい丸と大きい丸を見て「大きいのはどっち?」「小さいのはどっち?」の問いを5回程やるような感じでした。

下記が実際に娘が答えた内容です。

「お名前は?」→「◯◯(名字)△△(名前)です。」

「年はいくつ?」→「今は3歳。もうすぐ4歳だよ」

「ここにくる時に何か乗り物乗ってきた?」→「黒いタクシー乗ってきた!」

「誰ときたの?」→「ママと!」

大小の認知に関しても問題なくクリア。保健師さんからも「3歳の発達には問題なく達していますね」と言って頂く事ができました!!


また、トイトレが終わっていない件や幼稚園の集団生活にワンテンポ遅れが生じることなども相談しましたが、早生まれということもあり年少の時点では気にしなくても大丈夫と言われました。

ふぅ〜〜〜〜〜(空気が抜ける音)

そんなこんなで3歳児検診は特に困り事もなく終了しました。

もちろんもうすぐ4歳近かったので、3歳になってすぐに行っていたらまた違う結果になっていたかと思います。

ただうちはもう療育に通っていて娘の困り事も把握している状態だったので、やはり移動の大変さなども踏まえてこの時期に行って良かったと思っています。



何より娘の成長した姿を見ることができ、1歳半検診のトラウマを上書きできたのが個人的に大収穫でした。

この3歳児検診が終わってからは公共の場に連れて行く不安なども少なくなり、娘と二人でもっと色々お出かけしてみようかなという気持ちになる事ができました。






まとめ

地獄の2歳代から一変し、3歳から4歳は本当に成長を感じる場面が多くありました。

よく過ごす場所がお家の中から幼稚園に変わり、たくさんの遊具や工作で体や指を動かしたり、おしゃべりの上手なお友達から言葉の刺激を受けることで、できる事が増え興味の対象も増え語彙力も段違いに上がりました。

「3歳になれば」、「幼稚園に入れば」必ず発達が伸びるとは言い切れないですが、他のお子さんとの触れ合いやいつも(親)と違う大人(先生)から受ける刺激や影響はかなり大きいものだったと思います。


また、幼稚園から「今日はこんな困りごとが・・・」とお電話をいただくこともあり、2学期頃までは電話にびくつく時期でもありましたが、3学期になった頃には園からの困りごと連絡もだいぶ減り、私も日中自分の時間を持てたことで心穏やかに過ごせ、メンタルも安定しました。


子供だけではなく親側からしても「自分だけが子供と向き合わなくてもいい」時間を確保できると、園から帰宅した子供に接する時、新鮮な気持ちで向き合う事ができますし、何より体力がしっかり回復できるので余裕が生まれました。


現在入園前で、お子様と向き合い続けてしんどすぎる・・・という方もいらっしゃると思いますが、どこかで一人時間を無理やりもぎ取るのはとても大事なことだと思います。

もちろん色々なご事情やお住まいの地域によって、園以外で子供の預け先を見つけるのは難しい方もいらっしゃるとは思います。(私も両家の両親は遠方におり、車もない為近場でなんとかしないといけない状況でした・・・)

ただいかに自分の心の余裕を持てるかによって子供への付き合い方も変わってくるものだなと私は強く実感することが出来たので、入園前は何が何でも一人の時間をもぎ取れるように、市の預かりサービスや発達支援に関しても自分で色々調べて積極的に利用することをお勧めしたいなと思います。






そして迎えた4歳の誕生日。誕生日が始まるとあっという間に年中さんになってしまいます。

入園してからだいぶ成長はしたものの、4歳からは「これは特性か?それとも成長過程によくあることか?」とどちらのパターンか判断しにくい問題も出てくるようになりました。

4歳から5歳編に関しては娘が5歳になったら書こうと思います。






それでは、この記事がどなたかの参考になりましたら幸いです。よければ他の記事も見ていただけるとありがたいです。

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