今回の記事では、「春休みに読みたい小学生準備の参考絵本・書籍」を4点ご紹介します。
年度が変わる時期ってなんだかそわそわしちゃいますよね。
季節の変わり目や体調などもあるかもしれませんが、小さいお子さんをお持ちの親御さんは進級・進学なども気になるところではないでしょうか。
特に発達不安や発達障害のお子さんの場合、幼稚園や保育園から小学校に上がるのって親子共にすごくドキドキしますよね・・・。

教室・お友達・先生全て変わってしまいますし、園よりも自分でやらなきゃいけないことが増えたりして心配になってしまいます・・・・
そこで、今回は小学校が何をするところか、どんなことを身につけておけば困りごとが少なくなるのか、など小学校への見通しを立てられ解像度が高くなるような絵本・書籍をご紹介したいと思います。

全て実際に購入して読んでいますので、よければ参考にしてみてください!
小学生になる前に読んでおきたい絵本・書籍について
いちねんせいえほん


初めての「よのなかルールブック」と書かれているだけあって社会の中でせいかつするにあたり守るべきルールが細かく42点収録されています。
例を挙げるとこんな感じです。
- ひとりでトイレをつかえるようにしておく
- とけいのみかたをれんしゅうしてみる
- みずのみばはきれいにつかう
このような守るべきルールの他にも、
- きもちをつたえることばをたくさんしっておく
- つらいきもちになったときはまわりのひとにはなす
- きんちょうしたときのおまじないをつくっておく
など、自分が困りごとに直面したり不安になった時などの対応方法や周りへの助けの求め方などについても記載されています。
また、巻末のページには「いちねんせいルールリスト」という各項目ができるようになったらチェックできるページも設けられているため、できるようになったことが可視化されやすくなっています。
絵柄もかわいらしく漢字が使われていないので、ひらがなを読めるお子さんなら一人でも楽しめると思います。

私は一度娘と一緒に全ページ読み、わからないところやもっと説明して欲しいページがあったか聞いて、該当したページについて深掘りしながら理解を進めていきました。
ルールやマナーだけではなく子供の心やきもちにも寄り添ってくれるような内容の本だと感じました。
特に気持ちの表出や勝敗受容、ヘルプの出し方などについても書かれているので、親が言葉で伝えにくいなと思った時は絵本を見ながら「こんな時はね・・・」とお話してあげるのもいいと思います!
1ねん1くみの1にち



こちらの本はXで紹介されているのを目にして購入しました。
全て実際の写真になっていて、ページの左上に時計がついています。
ここの時計で「8時15分に登校するとまだ人が少ないね」とか「8時30分には先生が教室に来るんだね」などと実際の時間帯とその時間帯に起こる出来事を照らし合わせながら教えることができます。
本の内容としては、小学校1年生の登校から下校までの1日をまるっと写真+吹き出し(子供や先生の言葉、思っていること)で進行する様子が描かれています。
- 登校
- 先生が来る前のそれぞれの準備
- 朝の会
- 1時間目
- 2時間目
- 30分休み
- 3時間目
- 4時間目
- 給食
- 掃除
- 5時間目
- 帰りの会
- 下校
- 夜の学校の様子
となっています。
教室内で起こる出来事については教室を上から見下ろしたような写真で、クラスの全体像がとてもわかりやすくなっており、先生目線ではこんな風に見えてるんだな〜と感心しました。
また、その他にもランドセルの中のものや教室にあるせいかつ用具についての紹介、筆箱のデザイン、図工室や理科室、体育用のグラウンドなど、小学校にあるさまざまな場面や物を実際の写真で見ることができます。
写真を一緒に見ながら「グラウンド広いね」「ランドセルの中にはこんなに沢山ものが入るね」「30分休みはみんな何して遊んでる?」などと小学校に対する想像が膨らみ見通しが立てやすくなりそうな本だなと感じました。

入学前に学校内の様々な場面の写真を見ることができるのはすごく貴重だなと思います!
例えば「図工室ってこんなところ」「人体模型ってこんな感じ」を言葉で伝えようと思っても中々難しいと思いますが、こちらの本なら視覚的にわかりやすく学校の様子を教えることができます。
また、それぞれの場面で子供たちが子供同士で話していたり先生と話している様子などが吹き出しで再現されているので「小学生のお兄さんお姉さんたちは友達同士でこんなお話をしてるんだね」「先生には丁寧な言葉を使っているね」など相手に対する言葉遣いの変え方などもわかりやすく伝えられそうです。
特にこの本は娘もお気に入りで購入してから毎日読んでいます笑
えらいこっちゃのいちねんせい



元々「えらいこっちゃのようちえん」という幼稚園生向けの絵本を持っているのですが、同じシリーズで小学生バージョンもあることを知り速攻購入しました。笑
「えらいこっちゃのいちねんせい」は一年生になったばかりの男の子が主人公で、朝の会から下校までの1日を描いたものです。
こちらの絵本はタイトルにある「えらいこっちゃ」なことが1日の中で沢山起こります。
「べんきょうのことばかりかんがえられなくてサッカーのことをかんがえちゃった」
「トイレにいきたいけどいついえばいいかわからなくてがまんした」
「やすみじかんまいごになってぼくのきょうしつがわからない」
などなど、小学生になったばかりの子供にとってのハプニングが詰まった一冊になっております。
この本何が良いかというと、【自分の子供が入学してから実際に起こりうるハプニング】を描いてくださっているところなんですよね・・・!!
子供にこの本を読んであげるときに、

男の子、授業中にトイレにいきたくなっちゃったね、こんな時ってどうしたらいいと思う?
のような感じで、ハプニングに対する解決策や対応策を子供と一緒に考えながら読むことで実際に同じような場面に出くわした時に、初見よりも少し落ち着いた対応ができたり正しいヘルプを周りに出すことができるようになっていくんじゃないかなと思っています。
もちろん、ハプニングばかりではなくなんだかんだ自分で解決してみたり、ハプニングの最後には新しいお友達ができたりと大変なことばかりではなく小学校を楽しみにできそうな描写もあります!
なので、「小学校は幼稚園と違う部分が多いけど、新しいお友達ができたり好きになれる科目が増えたりするかもしれないね」と声がけをしながら小学校生活の予習に使えそうな絵本だなと思いました。
きもちのことばじてん



「きもちのことばじてん」は、直接小学校や小学生についての描写は出てこないのですが、自分の気持ちの表出や相手の気持ちを考える、といった面から見ても小学校生活で役に立つ絵本じゃないかなと思っています。
↑こちらの記事の「自分の気持ちを表すことば」という項目でもこの絵本が効果的なことを記載しています。
この「きもちのことばじてん」は、
「うれしい・楽しい・ハッピータウン」
「かなしい・おこる・ワーンワーンタウン」
「すき・きらい・スキーヤータウン」
「こわい・おどろく・ひゅーどろータウン」
などページ丸ごと同じ感情を持った人たちだけの町が描かれています。
「『嬉しい』と言う気持ちにも色々な言葉があるね」「この子はなんで嬉しいんだろうね?」「お花をもらったから嬉しいのかな」「この赤いお花きれいだね」・・などと「ニコニコしている理由はなんだろう?」と、
一緒に考えて、そこから周りの物に派生してお話を広げていく作業にとても役立ちました。
また、大人でも知らない言葉も多く自分でも読みながら勉強になるなぁと思っていました。

小学生になると、気持ちの表し方や表現がより高度なものになっていきますよね。大人との会話の中で自然に身についていければもちろん良いのですが、娘の場合はこのような絵本で一つ一つ確認してインプットしていきました。
また、巻末には言葉の索引が五十音順で掲載されているので、「この言葉はなんていう意味だっけ?」「どんな時に使う言葉だっけ?」という場合もすぐに調べて見つけることができます。
辞書や辞典のような感じで使えるので「索引から言葉を調べる」という作業の練習にもなりました。
小学生になっても中学生になっても使い続けられる絵本だと思うので、「気持ちの表現」を教えたい方にはとってもおすすめします!!
まとめ
というわけで、今回は「春休みに読みたい小学生準備の参考絵本・書籍」について記事を書かせていただきました。
まとめると、
【いちねんせいえほん】
・・・ルールやマナー、気持ちの表出やヘルプの出し方を教えられる
【1ねん1くみの1にち】
・・・実際の学校生活の様子を可視化でき、見通しが立てられる
【えらいこっちゃのいちねんせい】
・・・小学校で実際に起こりうるハプニング・対応策の予習ができる
【きもちのことばじてん】
・・・自分や相手の気持ちを表す言葉のインプットや、どのような場面で使うかを知ることができる
です。
園から小学校に上がる際、不安なことは尽きないですよね・・・・。お友達関係や授業についていけるか、登下校は大丈夫か、一斉指示が聞けるのか・・・などなど。

うちの娘もあと1年で小学生になってしまいますが、正直不安の方が大きいです・・・
実際に学校に通うのはお子さんなので親としては朝送り出してしまえばやってあげられることはあまり無いかもしれませんが、入学までの間になるべく「学校で起こりうること」「対応策」などを今回紹介した本などで一緒に予習してみると、お子さんの不安感も少し軽減されることもあるかもしれません。
どの本もかなりおすすめなので、もしよろしければお手にとって見てくださいね!
今回の記事がどなたかの役に立ちましたら幸いです。よろしければ他の記事も見ていただけると嬉しいです!
※ちなみに、小学校準備という意味では【しょうがっこう】の用語でまとめて作成したひらがな表なども紹介しておりますのでよろしければこちらの記事も覗いていただけると嬉しいです。


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