【発達段階別】手を繋いで歩けるようになるまでの取り組み4選!(オススメアイテムもご紹介)

こんな時どうした?
この記事を書いた人
ノイママ

発達グレー疑いの一児の母で、私自身HSPです。
児童発達支援士/発達障害コミュニケーションサポーターの資格所持。

「発達に悩むママパパさんを応援したい」想いのもと、発達や育児についてのいろいろを発信して行きたいと思っております。

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※この記事は娘の発達歴(1歳〜2歳)(2歳〜3歳)(3歳〜4歳)(4歳〜5歳)の記事を先に見ていただくと言葉と併せてどのような発達状態だったか分かりやすいと思います。


今回の記事は、発達グレー娘の「手繋ぎができるまでにやったこと」です。



ノイママ
ノイママ

外出するときに、お子さんは手を繋いで歩いてくれますか?

外出時は道路への飛び出しや自転車、小さい子にぶつかったり転んだりする可能性があるので手を繋いで隣を歩いてくれたら安心ですよね。

今回は娘が自分から手を繋いで隣を歩いてくれるまでにやったことや、どれくらいの時期にどんな変化があったかなどをお伝えしようと思います。


娘と手繋ぎで歩けるまで

娘が自分から手を繋いで歩けるようになったのはいつ?

娘が自分から他人と手を繋いで散歩(外出)が出来るようになったのは3歳10ヶ月です。

※この時期の詳しい発達状態の記事はこちら

この時期は言語も伸びており多語文での会話も大人相手なら大分ラリーが出来るようになっていました。

また、関係あるかどうか名言はできませんが遅いイヤイヤ期(もう本当に親が言うことに対してなんでもかんでもイヤイヤされた)が終わりかけてきた頃でもあります。

もしかすると言葉の発達と「自分が自分が!」の自己主張の波がひと段落して親や先生など他人の言うことも「それもいいかもね」と受け入れが出来るようになってきた時期なのかもしれません。


移動手段の遍歴と段階別手繋ぎの時期

1歳〜2歳まで:ベビーカー、抱っこ紐
ノイママ
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地面に下ろすと走り去ってどこかへ行ってしまうので目的地が近場でも必ずベビーカーか抱っこ紐でした。

一緒に散歩するとしたら公園内のみで、公園までは抱っこ紐かベビーカーが無いと危なくて移動できませんでした。

※この時期の詳しい発達状況はこちら


2歳〜2歳半まで:子乗せ自転車、抱っこ紐
ノイママ
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ベビーカーに乗るのを嫌がって拒否してきた時期です。乗せることは可能ですが進もうとすると地面に足をついて踏ん張って止めるようになり危ない為ベビーカーは使用不可。

まだまだ多動なため並んで歩く夢は叶わず。

※この時期の詳しい発達状況はこちら


2歳半〜3歳まで:子乗せ自転車、歩き(本当に近場の公園のみ)
ノイママ
ノイママ

身長が伸び抱っこ紐から足がめちゃくちゃはみ出るようになってしまい重さもあるため抱っこ紐使用不可。

基本的に子乗せ自転車で移動しますが本当に近場の公園のみ歩きでチャレンジしていました。めちゃくちゃ脱力してたから進まなかった・・・。

※この時期の詳しい発達状況はこちら


3歳〜3歳半まで:子乗せ自転車、ヒップシートをつけた状態で歩き(歩いて15分の距離ならOK)
ノイママ
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ヒップシートを知ってからは歩くのが困難な状況になっても乗せてダッシュ帰宅することも出来るようになったので少し歩く距離を伸ばしてみました。

また、手を振り払われたり走り去られることも無くなったためお出かけが少し楽に。

※この時期の詳しい発達状況はこちら


3歳半〜4歳まで:子乗せ自転車、何もない状態で歩き(割と遠くまでOK)
ノイママ
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自分で長い距離を歩けるようになってきたので何も持たない状態での歩きが増えました。

自分から手を繋いでくるようになったり、「待って」と言えば待ってくれるようになったので電車やバスの移動も増えました。

※この時期の詳しい発達状況はこちら


4歳〜5歳なりたて(現在):子乗せ自転車、何もない状態で歩き(大人と同じくらい歩ける)
ノイママ
ノイママ

この時期には個人的に憧れだった『ママが先を歩いて子供がついてくる』が出来る状態になりました!(もちろん注意しながら見ています)

基本手は自分から繋いでくる感じで、車が来そうになると「車くるよ!」などと声をかけてくれたり、先に走って行ってしまった時も「待って!」というと「え?待ってるよ?」と『勝手にどこまでも走って行くとかしないけど?』みたいに言われます。

※この時期の詳しい発達状況はこちら


手を振り解かない、勝手に走っていかない、待てる、ついてこれる

って割と外を歩いてると出来てるお子さん多いと思うんですが、うちの場合は手を離すとどこまでもどこまでも走っていって、私がこのまま追いかけないともう会えないんじゃ無いかと思うくらい私を意識してくれなかったので普通に手を繋いで隣を歩いてくれることがこんなに有難いとは・・!と

感無量で咽び泣きそうでした。(今回の記事何度も咽び泣きます)


時期別の対応方法


手を繋ぐと振り払われる+走り去る→ベビーカーか抱っこ紐でホールド

1歳〜2歳半の時期です。

本当に↑のイラストみたいな感じでした。笑

ノイママ
ノイママ

「待って」って多分100回くらい言ってるのにこちらを見向きもしない感じ。
見失ったら一生会えないと思ってました。


◉この時期の対応→安全な場所以外は抱っこひもかベビーカーで移動+気を外らせるアイテム

もう見失うのが恐ろしすぎて、近場の公園やちょっとしたお買い物の時でもベビーカーや抱っこ紐を使って移動させていました。

娘自身も降りて自由に移動できるのは公園に着いたときのみだったので、公園に行った時は開放感があったのかめちゃくちゃ走りまくってました。

ただ気持ちが前に行きすぎて足が追いつかないのか平衡感覚や運動機能が未熟だったせいもありよく転んで泣いていました・・・。

また、病院の待ち時間やレジの支払いなどの抱っこ紐を使うまででも無いけど『まぁまぁ小さい子にとっては長い待ち時間』については、もちろん隙を見て何処か行こうとするので指や手ではなく手首をガチッとホールドしていました。

少しでも待ち時間が少なくできるように、病院に行く際には書類やカード類などは一つのジッパーにまとめておいて会計の時に一瞬で出せるように工夫したり、どうしても待てなさそうな時に気を外らせるためにスクイーズやプッシュポップを用意して脱出される前に渡すなどしてなんとかお出かけや待ち時間を凌いでいました。


↑取り外しができるのでお家で立体的に遊んだり一つだけ外して外出先に持って行くのも良さそうです!

↑キーホルダーつきなのでバッグに取り付けておいてすぐ出せそう。



手は繋いでくれるが脱力→行く場所を事前に伝える+雨の日の散歩+キッズハーネス

2歳半〜3歳頃までの時期です。

この時期は手を繋いだらそのままだらんと脱力(ぶらーんて親にぶら下がる感じ)されたり座り込みをされたりして、とにかく移動に体力を使いましたし腰が痛くなりました。

ノイママ
ノイママ

おろして手を繋いだ途端液状になられるのほんと不思議

◉この時期の対応→行く場所を事前に伝える+雨の日に積極的に散歩に行く+キッズハーネス

歩き始めなので疲れているわけでも無さそうだし、手は一応つなげてはいるから手の触覚過敏では無さそうだし、何故液状化してしまうのか本当に分かりませんでした。

手立てがわからずSNSで相談したところ、

心優しいママさん
心優しいママさん

視覚優位のお子さんなら、今から行く場所の写真を見せて「ここに行くんだよ〜」ってちゃんと歩く目的を示してあげたらいいかも!

とアドバイスをいただきました!なるほど!外出の理由がわからないから歩く気が起きなかったのかも・・・?

と思い、スーパーや公園、プレ幼稚園の園舎の写真などを撮り出かける前にしっかりと見せ「今日はここに行くよ!少し歩くけどおもちゃで沢山遊べるからね!」などとポジティブな声がけを心がけて行いました。



また、この時期もまだまだ手を離したらずんずん先に行ってしまう時期だったので日中のお散歩も危険が伴いそうで躊躇していたのですが、試してみて意外に良かったのが

雨の日の散歩です!

もちろん雨の日に娘を連れて傘をさす余裕は無いため、雨と言ってもしとしと降る位の傘がいらない小雨で、雨ガッパと長靴だけでも全然大丈夫な時だけ散歩に連れて行きました。

雨の日の散歩は何が良いかというと、履き慣れない長靴を履く+雨で少し地面がぬかるんでいるため走るのを躊躇うんです。ガポガポして走りにくい〜みたいな感じで必然的に娘も歩幅が小さくゆっくり歩けていました。

足元が不安定な為か手を繋いでも振り払われることもなく脱力もしませんでした。

走らないため横断歩道などでも私と一緒に止まってくれたり、自分の足元をよく見て転ばないように気をつけている感じもほんのりしました。(言い切れない)

ノイママ
ノイママ

こんなにゆっくり歩幅を合わせて歩いてくれるの初めてかも!!長靴&ぬかるみにこんなに感謝したの初めて!!

物理的にゆっくり歩くしか無いので歩くのが嫌になったら「もう抱っこ!」みたいなジェスチャーをしてくるので長距離の散歩は難しかったですが、この雨の日散歩を繰り返すことで「ゆっくり歩く感覚」を娘自身も理解して行ったように思います。


ノイママ<br>
ノイママ

「横断歩道は赤は止まれで青で進むんだよ〜」などを教えるのも雨の日によくやっていました。ゆっくり歩いてくれると声がけもしやすい!


おすすめ!オーダーメイドのキッズハーネス

また、プレ幼稚園や運動療育で外出が増えたこともありキッズハーネスを導入して見ました。

↑実際に使っていたキッズハーネスです、リングの素材やベルトの長さやアタッチメントなどをオーダーメイドで購入することができます。うちはシリコン素材のリングを選びました!

こんな感じで娘が背負うリュックに取り付けて・・・・

分かりづらいですがリュックに繋いだシリコンリングに私が手を通し、その上で娘の手首を掴んでいます。

この二重構造(?)で突然振り払われてもすぐに走り出せないようにしたのでお出かけの時のヒヤヒヤが軽くなりました!

また、手を繋がなくてもリュックに繋いだリングを私が持っているだけの方がスムーズに歩いてくれる時が多かったです!!

ノイママ
ノイママ

リュックにハーネスは繋がれてますが、手が自由で割と好きに動ける感じの解放感を気に入ったようです。広い道路や人混みが少なくぶつかる危険がない時によくこの方法で歩かせてました。

脱力しなくなったのが楽すぎて嬉しすぎた・・・・!!

↑カラーバリエーションめちゃくちゃ豊富です!


親から手を繋いだらそのまま繋いでくれる→ヒップシートを導入

このヒップシートにもっと早く出会っていたかった!!!(心の叫び)

3歳〜3歳半の時期です。

この時期はやっと手を繋いだ状態で隣を歩いてくれるようになりました!

ただまだどれくらいの距離を歩けるのか微妙に把握しきれておらず、少し長い距離を歩いてしまうと道中や帰宅中に「抱っこ!」となってしまい歩いてくれないことも多かったです。


でもここで導入したヒップシートが・・・

神すぎて・・・・↓

神すぎたヒップシート(DAG3)

娘が生まれてから購入したものの中で、

多分1番買って良かったアイテムだと思います。

ヒップシートって抱っこ紐とは違って紐の装着が無いので歩けるけどすぐ抱っこ!になりやすい時期のお散歩にすごく便利でした!!

おろしたり乗せたりがすごくスムーズに出来るし、ママの腰部分のバンドで本体もガッチリ固定し、お尻部分の滑り止めで子供も動かないので両手が空く!!こんなの2歳くらいから知っていたかったよ・・・くぅう(義務教育でヒップシート教えてくれ)

私が使用していたのは↑のDAG3と言うヒップシートなんですが、すぐに使わない時は写真のように斜めがけバッグのようにしてかけていてもおしゃれで違和感なく持ち運びできました。

また、ヒップシートなんだけど子供の背もたれ用のネットも収納されているのでヒップシートの上で子供が寝てしまった時は背もたれネットを取り出して抱っこ紐のように固定して使うこともできます!


あと私が1番感動したポイントは、

このポケット!!

抱っこ紐ってポケットが付いているものあまりないと思うんですが、このヒップシートのポケットは子供がお尻を乗せる場所の真下に付いているのでかなり大きめの収納が確保されております。

どれぐらい収納できるかというと、

これらを全部入れても

まだおむつ1枚くらい入りそうな余裕があります。

これが本当にめちゃくちゃ助かりました!!

多動でいつどこに飛び出すがわからなかったり落ち着いて物を出し入れする余裕がない時にお腹のポケットにサッと出し入れできてしかも沢山入るから別個でバッグとかリュックとかを持って行かなくて良いんですよ!!(近場のお出かけなら)

両手が空いて余計な荷物が無くて子供に集中できるってすごくないですか・・・。

本当に2歳から知りたかった!!(地団駄地団駄)

抱っこ紐を使うほどじゃないけどまだまだ抱っこが多くてしんどい〜って方は迷わず買った方がいいですって名言できるレベルでおすすめしたいです!!

本当に毎日のお出かけが格段に楽になるし、ヒップシート無かったら多分旅行にも行けてないし電車の難易度も爆上がりだし幼稚園の年少の親子遠足も行けなかったと思う・・・・。

ノイママ
ノイママ

本当に買って良かった・・・もっと早く出会いたかった・・・!!ちょい抱きできて両手開いて荷物いらないって本当に・・・本当にもう・・・・!!


と言うわけで、この時期は手を繋いで一緒に歩けるようにはなったもののまだ抱っこの要望が多かったのでヒップシートを導入しました!

「寝ちゃったり抱っこになってもヒップシートに乗せれば楽だからまぁいいか!新しい場所チャレンジしてみようかな!」

と思えるようになり、今まではなかなか行けない遠い公園に行ったり電車で移動して見たりと移動範囲がかなり広がりました!

それも娘にとっては様々なものや景色に触れることができ興味関心の幅が広がり発語や発達にとっても良かったのかなと思います。

※発語に関する記事はこちら


娘の方から手を繋いでくれるようになった→親の後ろを付いてこれるかチャレンジした

3歳半〜5歳なりたて(現在)の時期です。

ここに来てようやく娘から手を繋いで一緒に歩いてくれるようになりました。(咽び泣く)

3歳半頃は隣を歩いてはくれるものの外で色々なものに興味が移ってしまい(花とか草とか鳥とか)、途中で立ち止まられ腕がびぃーん!!ってなることも多々ありました。

あと歩き方が浮き足立っているというか、小さいスキップをしながら早足で歩いているような感じだったので、「しっかり手を繋いでいないと転びそう」とヒヤヒヤしてギュッと手を握りしめていました。

ノイママ
ノイママ

「ゆっくり歩くよ〜」と声がけをしながら歩きました。
たまに長靴を履かせてゆっくり歩く感覚を思い出させたりしながら。


4歳になると歩幅というか歩き方も少し落ち着いてきたので、私も娘に合わせてゆっくりと歩くことを心がけました。

ノイママ
ノイママ

そうそう!すごいちゃんとゆっくり歩けてる!!ゆっくり歩けるのかっこいいな〜!!最高!

とただ歩いているのにめちゃくちゃ褒めながら歩いていました。だって娘にとってはすごいことだからね・・・・。

4歳半頃になると、少しづつ手を繋がなくても隣で歩いてくれたり私が前を歩いて娘についてきてもらうような機会も増えました。狭い道とか)

もちろん人通りが多い場所やゆっくり歩いてたら邪魔になりそうな場所ではやりませんが、3歳前までの「目を離したらいなくなっちゃう、もう会えないかもしれない」の不安と隣り合わせをしながら外出していた時期を体験していた身としては

ノイママ
ノイママ

まさかこんな日が来てくれるとは・・・・!!

と感無量ですし、それだけ娘を信頼できるようになるくらい成長してくれたんだなぁと嬉しく思います。

その分また色々な場所に連れてってあげよう!と思えるようにもなりました。

そして少しでも目を離しても勝手にどこか行かないだろうなという安心感があるのは気持ち的にとても楽になりました・・・!!


まとめ

というわけで今回は娘が手を繋いで歩いてくれるまでの取り組みをご紹介しました。

まとめると、

手を繋ぐと振り払われる+走り去る
ベビーカーか抱っこ紐でホールド

手は繋いでくれるが脱力
→行く場所を事前に伝える+雨の日の散歩+キッズハーネス

親から手を繋いだらそのまま繋いでくれる
ヒップシートを導入

娘の方から手を繋いでくれるようになった
→親の後ろを付いてこれるかチャレンジした

です。

多動だったりお外での癇癪や注意力散漫などがあるとハラハラドキドキで外出も憂鬱になってしまいますよね。

そうは言っても全く外出しないのも逆にストレスが溜まってしまったりするので、お助けになるアイテムなどをうまく使いながら少しずつ「お外で歩く」ことに慣れていければいいのかなと思います。


この記事がどなたかの参考になりましたら幸いです。

よければ他の記事も見ていただけるとありがたいです。

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